激しいいびき、日中の強い眠気、体のだるさ……。
「いつもの体調不良」だと思っているそれ、実は寝ている間に起きている
“もっと深刻なサイン”かもしれません。
激しいいびき、日中の強い眠気、体のだるさ……。
「いつもの体調不良」だと思っているそれ、実は寝ている間に起きている
“もっと深刻なサイン”かもしれません。
"上記の場面で「時々眠ってしまう」「だいたいいつも眠ってしまう」など、当てはまる項目が多い方は、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の可能性があります。放置すると脳血管障害や心臓病などのリスクが高まるため、早めのご相談をおすすめします。※エプワース睡眠尺度(ESS)に基づく目安です。
⽇本国内に約900万⼈もの潜在患者がいると推計されている睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、睡眠中に呼吸が弱くなったり、呼吸が止まったりする状態の病気です。日中の眠気だけでなく、自覚症状が乏しいまま、体と心をむしばんでいくのが特徴で、治療しないで放置すると、糖尿病、認知症、高血圧、うつ病、脳血管障害、心臓病などのリスクが大幅に高まることが分かっています。そのため早期に対策をとることが大切です。
睡眠中の深刻な酸欠(窒息状態)は、重大な病気の発症リスクを数倍へと跳ね上げます。
上記すべての検査を必ず受けるわけではありません。問診の内容や症状に応じて、必要な検査を医師が判断し、ご提案いたします。
| 簡易検査 | 簡易無呼吸検査は、指先にセンサーをつけ、睡眠中の血液中の酸素、呼吸の状態、いびきの程度を測定します。1時間あたりに発生する10秒以上の無呼吸・低呼吸の回数を測定します。ご自宅でいつも通りに眠りながら受けられます。通常は1回の検査で結果が出ますが、正しく測定できなかった場合には、再度検査が必要になることがあります。 | 約2,700円 |
|---|---|---|
| 精密検査(ポリソムノグラフィ検査) | 睡眠時無呼吸症候群の詳細な検査で、脳波や心電図、呼吸状態などを測定します。1時間あたりに発生する10秒以上の無呼吸・低呼吸の回数だけでなく、無呼吸のタイプが閉塞性か中枢性かといった種類や、睡眠の質なども分かります。当院では簡易検査と同様、入院せずに自宅で検査することができます。通常は1回の検査で結果が出ますが、正しく測定できなかった場合には、再度検査が必要になることがあります。 | 約6,500円 |
| ⿐腔通気度検査 | ⿐の通り具合を数値化することができ、⿐の通りやすさを客観的に評価することができます。鼻の手術適応やCPAPの使いやすさを知るための検査です。当院でも対応可能です。 | 約900円 |
| 内視鏡検査 | 鼻から喉までを専門とする耳鼻咽喉科医の私たちが、空気の通りが悪くなり、いびきや睡眠時無呼吸の原因になる病気がないかを内視鏡で評価します。診察時にすぐ行うことができます。 | 約2,000円 |
| 画像検査(レントゲン写真、CT) | 鼻中隔弯曲症や副鼻腔炎の有無、口蓋扁桃、アデノイド(咽頭扁桃)などの評価を行います。 |
レントゲン費用 約630円 CT費用 約3,400円 |
| アレルギー血液検査 | いびきの原因である鼻づまりがダニや花粉などアレルギーによる症状かどうか評価します。 | 約5,000円 |

寝ている間にマスクを装着し、持続的に空気を送り込んで気道の閉塞を防ぐ治療法です。中等症から重症の睡眠時無呼吸症候群において、標準治療とされています。費⽤:約4,000円/月

睡眠中に専⽤のマウスピースを装着し、下顎を少し前⽅に固定することで気道を広げる治療法です。主に軽症から中等症の方に有効で、持ち運びにも⼤変便利なのが特徴です。歯科に作成を依頼させていただきます。
費⽤:歯科にご相談ください

鼻の通りをよくすることで、いびきを改善したり、CPAP療法を快適に継続するためのマスクの装着がしやすくなります。
鼻の粘膜をレーザーで焼いて減量する手術:約9,000円
鼻の仕切りの曲がりを矯正する手術:約20,000円
下鼻甲介と言われるヒダ状の構造を減量する手術:約50,000円
鼻のポリープを伴う副鼻腔炎に対する手術:約10,000円〜。
自己負担限度額は所得区分により異なり、高額療養費制度の対象となる場合があります(詳細はスタッフまでお問い合わせください)

肥満の解消や減量、節酒、禁煙、側臥位(横向き)での就寝などを⼼がけることです。これらは軽症の無呼吸を改善するだけでなく、他の治療法の効果を⾼める基礎となります。

睡眠時無呼吸症候群を診断する上で最も大切な初回問診を行います。睡眠に関する自覚症状や睡眠状態をヒアリングしていきます。睡眠時無呼吸症候群に特徴的な症状として、昼間の眠気、倦怠感、パフォーマンスの低下などを問診していきます。

睡眠中の呼吸状態をモニタリングするため、自宅で1晩、簡易的な検査を行います。指先にセンサーをつけ、睡眠中の血液中の酸素、呼吸の状態を測定します。自宅検査によって簡易的に睡眠時無呼吸症候群に対する検査を行い、必要に応じてさらに精密な検査を受けることになります。

簡易検査の結果、睡眠時無呼吸症候群の疑いが強い場合や、より詳しい状態を把握する必要がある場合には、精密検査(ポリソムノグラフィ検査)を行います。脳波や心電図、呼吸状態などを詳細に測定し、無呼吸のタイプ(閉塞性・中枢性)や睡眠の質まで把握することができます。当院では、簡易検査と同様、入院せずにご自宅で受けていただけます。

簡易検査・精密検査の結果が出るまでは、約2週間程度かかります。結果をもとに、睡眠時無呼吸症候群の診断と重症度を判定し、治療が必要と判断された場合には、症状や程度に応じた診療スケジュールをご提案します。

それぞれの症状や程度によって最適な治療方法を選択していきます。また、睡眠時無呼吸症候群は長く付き合っていく必要がある病気であるため、治療の意義や必要性を十分理解し、具体的な治療法として、減量やマウスピース、CPAP療法などを行っていきます。